知的財産管理技能検定ってどんな資格

インターネットの普及によって大きく問題視されるようになったのが、「知的財産権」です。いわゆる著作権や特許といえば分かりやすいと思います。子どもでもブログを持てるようになった現代社会では、ブログにディズニーやスタジオジブリのキャラクターなどといった絵を貼り付けたりすることも結構あります。それに、ブランド(デザインが好き、コンセプトが好きなど、人それぞれ好きな理由がありますよね)品の偽物をオークションで販売したりということもあるのです。

これらの行為は、知的財産権(知的所有権とも呼ねれています)に違反する行為です。つまり、法律に違反する行為ですが、さした罪悪感もなく手軽に誰にでも出来てしまえる時代になっているのです。そのため、知的財産管理技能検定の有資格(取得することで就職に有利になったり、給与アップにつながることもあるものです)者が、大変重要な役割を持つようになりました。知的財産管理技能検定に合格すると、知的財産管理技能士という資格を得ることが出来ます。知的財産管理技能士資格には、以下の4種類があります。

◆1級(特許専門業務)
知的財産の中でも、特許に関する専門知識や能力を持つ
◆1級(コンテンツ専門業務)
知的財産の中でも、コンテンツに対する専門知識や能力を持つ
◆2級
知的財産権全般について、基本的な管理能力を持つ
◆3級
知的財産に関する初歩的な管理能力を持つ

もし、一級を取得すれば、専門職につくことも可能です。専門職以外にも、企業内のリスクマネジメントやコンテンツプロデューサーとしての部署で活躍の場をみつけることもできます。近年では、サイト作成や運営の場でも活躍の場を見つけることができるでしょう。企業だけでなく、学校や官公庁などの団体でも必要とされる能力です。今後はますます需要が高まっていく資格(取得していると自分の能力の証明になるでしょう)だといえます。

知的財産管理技能検定の受験概要

知的財産管理技能検定の受験には、1級から3級までありますが、それぞれの受験概要は以下のようになっています。

【1級】特許専門業務・コンテンツ専門業務から選択
◆学科試験・・・試験費用8900円
マークシート方式100分
満点(誰でも一度くらいはとったことがありますよね)の八十パーセント以上で合格

◆実技試験(必ずしも演習や実習のようなことを行うわけではなく、計算問題を解いたりするケースもあるでしょう)・・・試験費用23000円
筆記試験・口頭(日本では、脳の死が人間としての死だと定義されていますよね)試問30分
満点の60%以上で合格

【2級】管理業務
◆学科試験・・・試験費用7500円
マークシート方式60分
満点の80%以上で合格

◆実技試験・・・試験費用7500円
筆記試験60分
満点の八十パーセント以上で合格

【3級】管理業務
◆学科試験(時々、全然問題が解けなくて焦る夢をみることがあります)・・・試験(全然やっていないという人に限ってこっそりやっているものです)費用5500円
マークシート方式45分
満点(子供の頃は花丸が書いてあることもあったような気がします)の70%以上で合格

◆実技試験(必ずしも演習や実習のようなことを行うわけではなく、計算問題を解いたりするケースもあるでしょう)・・・試験費用5500円
筆記試験45分
満点の70%以上で合格

この試験に合格すれば、知的財産管理技能士の資格(取得することで就職に有利になったり、給与アップにつながることもあるものです)を得ることができます。対策としては、まずは、知的財産管理技能検定を主催している知的財産教育協会より学習のためのテキストが販売されていますから、それを購入してください。以前は、独学で学んで検定にのぞむ人が多かったのですが、2011年度より「知的財産教育協会認定講座」も行われるようになりました。

また、知的財産教育協会のHPでは、過去の問題なども問題集として発売されています。それに、試験問題も持ち帰ることが許可されていて、今後、受験される方には有利な資格(取得するのが趣味なんて方もたまにいますよね)と言えます。これから、ますます人材が必要になる資格ですから、比較的門戸の広い資格(取得するのが趣味なんて方もたまにいますよね)と言えるかもしれません。とはいえ扱う内容が高度ですから資格試験としてもまずまずの難易度です。

国家公務員とか行政書士資格と同程度とも言われますから、結構な勉強量が必要です。資格試験突破の為の勉強法を確立されている方はともかく、それほど勉強方法には関心がないという方は要注意でしょう。甘く見ると突破できない資格です。

知的財産管理技能検定後の世界

知的 財産 管理 技能 検定は 国家資格ではあるのですが、はっきり言ってそれだけで飯を食っていけるような 身分 ではありませんよ。厳しい言い方ですが・・

フタを開ければ〜就職活動をして、その 法人 の知財部に行ったときに はじめて 役に立つだと 鬱屈した思いにとらわれている今日この頃です。要は 知見 の証明書みたいなものだと 所感する所存です。

また、 ゼミナール の教授が言うには、実際に知財を扱って仕事をするとなると、検定の机上の 学識 だけでなく、理系の 知見 を使って特許取得が 実行可能 か(請求書を書いたりする時に)、 どこかよそに 、例えば営利組織 から訴えられることは ない か等の判断など 広範囲の 知の集積 が 第一条件 となってくるそうです。

もし、知財検定の1級を取って、それだけで仕事ができると 想念するならそれは 相当 危うい思考だと胸中穏やかではありません。

無論 知財検定をとった 上方 で、知財の セクション に 関心を寄せる志 があり、会社のそういった フィールド で生かしていきたいといったように就職活動の 上方側 でのアピールには大いに役立つと 思い ますが。

予見し得る将来 自身 がどういった セクション で働いていきたいのかを 思考し たうえで ライセンス の取得を目指していったほうが 好都合の かと 本心から忠告します。

行政書士の民法